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讃岐(さぬき)うどんとは何ぞや?(その3)

●香川県外のうどん屋

現在では香川県外でも讃岐(さぬき)うどん(正確には讃岐(さぬき)うどん風のうどん)を食べられる。特に平成に入ってからの讃岐(さぬき)うどんブームでは、一時は全国に多くのチェーン店が建ったが、最近では下火になりつつある。

1.専門店
基本的には、讃岐(さぬき)うどんの玉をはじめ、香川県から仕入れた材料を使用している店が多いが、地方によりその地域に応じたトッピングなどがされる場合がある。

2.一般のうどん屋
大抵は地元産の材料を使用している物が多い。また、麺で使用される小麦粉も地元産もしくは全国的に流通している物を使用している場合が多い。讃岐(さぬき)うどんに限らず、食べ方が讃岐(さぬき)うどんと似ているため、「讃岐(さぬき)うどん」と名前を付けている店もある。香川県で生産される讃岐(さぬき)うどんの麺の総量よりも讃岐(さぬき)うどんと名の付いた讃岐(さぬき)うどんが多いとも言われる所以でもある。

3.その他
駅構内に設けられた物にも「讃岐(さぬき)うどん」と名前が付けられた物があり、これらの多くは湯だめうどんである。実際には、並うどんを「讃岐(さぬき)うどん」と称している物もある。

●小売
玉売りと呼ばれる、茹で上がったうどん玉のみを販売する形態が多かったが、日持ちせず腰とつやに欠ける場合もあった。しかし、冷凍うどんが開発されてからは飛躍的に食感が向上し、広く全国で美味の讃岐(さぬき)うどんを食べられる様になった。ありがたい限りである。




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